たっくんがお浄土に帰って十日たちました。
いろいろと、たっくんの物を洗ったり片付けたりしながら、たっくんへの愛しさをかみしめています。この一年、たっくんの食が細かったので、あれやこれやと食べるものに気を使ったり、痩せた、肥ったと喜んだり心配したり・・・
朝晩2回の点滴になってからは、毎朝早起き、夜は夜で点滴をせずには寝られないと、たっくん中心の暮らしでした。
休日もたっくんの通院、点滴バッグの補充とたっくんのために日々の予定を立てていました。
携帯のアラームのセットを解除していなかったので、朝早くアラームが鳴って目が覚めて、「ああ、もうたっくんの点滴はしないんだな」と思うと2.3日涙が出ました。

最期の夜は母ちゃんと…寒っ!
元旦、夕方にお浄土に帰ったたっくん。
火葬場が1日.2日と休みだったので、2晩家で過ごしました。
昼は仏間においてやり玄関を開けておくと気温も低く、たっくんが傷む心配はありませんでした。
夜、さすがに玄関を開けたままとはいかず、私の寝室で窓を開けて寝かせてやりました。
私は他の暖かい部屋で寝ようと思いましたが、なんだかたっくんを一人ぼっちにするのがかわいそうで、窓を開けたままの寝室で布団を2枚重ねてかけて、さらにセーターを着てたっくんと並んで寝ました。
「寒いねぇたっくん、でもたっくんが腐ったらいけんけんねぇ」と言いながら。

最後のお別れは大好きな人達におくられて
3日に火葬場へは私の兄と兄嫁、姪っ子が一緒にたっくんを連れて行ってくれました。
みんな、たっくんが生まれた時からかわいがってくれた人たちです。よかったね、たっくん。
綺麗な青空の広がる穏やかな美しい日でした。
「最期にお別れを」と係りの方に言われてみんなでたっくんをなでて、お礼を言いました。
「長いこと一緒に暮らしてくれてあありがとう!きれなお空よ、たっくん!」

動物病院の美人ドクター
昨日、ぼーちゃんを連れて病院へ行きました。
たっくんがお空に帰ったことを報告してお礼をお伝えしました。
美人ドクターが、涙目でお悔やみを言ってくださいました。
まるまる、一年治療していただき、いつも「たっちゃん、かわいいねぇ、いいこねぇ」と抱っこしてくださっていました。ありがとうございました。
おかげさまで最期まで、つやつや毛並みの男前で、ご飯を食べて、あまり苦しむことなくお浄土へ行けたました。
「いつも一緒の子がいなくなると、動物でもわかります。食欲がなくなったり落ち着かなかったりすることがあるから、気を付けてあげてください」と言っていただきました。
そう言われれば、ぼーちゃんはいつになく家の中をウロウロ歩き回り落ち着きません。
体重も少し減っていました。たっくんを探してるのでしょうか・・「たっくんはお空に帰ったんよ」と言い聞かせる毎日です。

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