和室の上敷きを変えました。
長くカーペットをひいていましたが、汚れて洗ってもシミが落ちず捨ててしまいました。
その後、ラグをひいて汚れたら洗っています。
このラグからはみ出た畳が猫が走るのでささくれてしまっていて、気になっていました。
たっくんがお空に逝ってしまったときに畳替えをしようかと1瞬思いましたが、まだまだ4匹も猫がいます。
すぐに畳も傷むでしょう。
で、い草の上敷きをひきました。
畳のサイズ
本間とか京間とか、江戸間とかいくつか畳のサイズがあるのは知っていました。
で、家の畳の大きさを計って近くのホームセンターに行きました。
が、ありません。
我が家のサイズの物がないんです。江戸間でも京間でもないうちの6畳。
もう一度、グーグル先生にきいてみると、団地間というサイズがあり集合住宅ではこのサイズが多いということでした。
我が家はマンションで、ばっちりこのサイズでした。で、ホームセンターにはありませんでした。
ネットで調べて
で、ネットでいろいろ調べて購入しました。
たかが上敷きでも調べると奥が深いなと思いました。

双目織(もろめおり)・引目織織
いろいろな織り方があるようですが代表的なのがこの2種類だそうです。
上敷きは双目織というのが基本とのこと。畳とは違う織り方で、少し柔らかい感触になります。
畳は引目織という織り方で、同じ大きさだと双目織より2割くらいい草の量が多いそうです。
人が多く集まる、出入りするところには強い織り方である引目織が向いているそうです。
温泉旅館などでも畳の上敷きをひくところがあるようですが、引目織の上敷きをひかれている所が多いとのこと。
国産・中国産
国産か中国産かで、当然ながらお値段が違いました。
い草が中国産で製造が日本の製品。
い草も製造も日本の製品。
もちろん後者の方がお値段は高かった。
中国産と日本産のい草の違いとか、奥が深いねぇ~
奥が深すぎたので調べるのは入口でやめて、リーズナブルなものにしました。(い草中国産、製造日本)
あれ?足りない・・・・
届いた上敷き。い草のいい香りがします。
家具らしい家具は置いてないので一人でひきました。
上敷き鋲で隅から固定しながら、しながら、しなが・・・・えっ?
短い?足りない?長さが足りない・・・・幅はピッタリなのに・・・
ま、いいか。送り返したり、連絡したりは面倒だしちょっとくらい短くても気にはならんしね。
こんなこともあるのね。

これは、双目織の物です。他にもいろいろな織り方のものがあるようです。
ちなみに
畳の大きさは、本間(京間)・中京間・江戸間・団地間の順に小さくなります。団地間の8畳は本間の6畳ほどの大きさしかありません。ずいぶん小さいですよね。
マンション等の間取りで6畳の表示があっても本間の広さとは大違いですね。最近は㎡での表示もありますが、なかなかピンときません。
やはり、4.5畳とか6畳のほうがイメージが湧きやすいですね。
新築マンションの間取り図によくサービスルーム5畳とかありますが、ほんとにサービスでなんに使うのか?物置か?と思います。
うちも3LDKですが、一部屋は5畳くらいでパソコンデスクと本棚を置いたら終わりです。今はめぐちゃんの避難場所になっています。

い草・もぐさ・やいと
思い出しました。
中学1年の時、社会科のテストで熊本県の特産品・い草と回答するところにもぐさと書いた子がいたんです。
「おまえら、畳をむしってやいとをすえるんかぁ!」って社会科の先生が怒ってました。
「やいとをすえる」はお灸をすえるという意味です。今、思い出しても笑ってしまいます。
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